首相官邸への墜落事故
2015年4月22日、首相官邸にドローンが侵入し墜落するという事故が発生しました。この結果ドローンを厳しく規制するべきだという機運が急速に高まり、航空法が改正され同年の12月10日に施行に至りました。
ドローンの利活用が急速に進む一方で、事故も急増しており今年の6月からは機体の登録の義務化が始まります。
操縦者の免許制度も始まる予定になっております。自動車の登録制度や運転免許制度に近い制度ができるものと思われます。
ドローンの重量100g以上が登録義務化に
本年6月より現状200g以上のドローンの要件が、100g以上になり登録対象のドローンが急増することが予想されております。
機体の重さは、ドローン本体とバッテリーの合計重量です。プロペラガード等の重量は含みません。
200g未満のドローンは機能や性能が限定的であり、飛行範囲も狭く、万一事故が発生したとしてもその被害は限定的であると考えられていましたが。
昨今のドローンの急速な機体の進化により、小型でも高性能なものがたくさん出てきたため、100g以上の無人航空機が6月から規制の対象となります。