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出張封印作業の日常

陸運事務所での自動車の登録手続きが終わると、ナンバーと封印を受け取り、お客様のもとへお伺いします。そして今ついているナンバーを外すのですが、その前に大事な確認事項があります。それは車台番号を確認し証拠として写真を撮ることです。行政書士には出張封印の際、車台番号を撮影するか拓本をとるかが、義務付けられております。

しかしこの車台番号で悪戦苦闘することがあります。大体の車はエンジンルームの奥か運転席シートの下あたりにありますが、あるはずのものがないように見えることがあります。堀が浅くて薄くなっているものは、非常に厄介です。

また、最近ではナンバー盗難防止対策として、取り付けにロックボルトが使われている例が多く見受けられます。ロックボルトのアダプタがないと外せないというものです。防犯上はよろしいのですが、万一ロックボルトのアダプタを紛失してしまいますと、ボルトを外せなくなってしまいます。

また、通常のねじでも、ねじ山が壊れてしまって、ドライバーも使えない、スパナやラチェットも使えないというときでも対応できる場合があります。

そうなってしまいますと、最終的には破壊しなければなりませんが、その前に取りうるノウハウを弊所は持っております。

アダプタの紛失でお困りの方は、ご相談ください。

 

出張封印の話に戻りますが、旧ナンバーを外し新ナンバーを取り付けたのち、行政書士が旧ナンバーを陸運事務所に返却いたします。ユーザー様の手を煩わせることなく、名義変更や引っ越しの手続が完了いたします。

これから引越のシーズンです。法令上は引っ越したときから15日以内に手続きをとらなければならないことになっております。住民票の移動だけでななく、お車の手続もお願いいたします。他府県ナンバーのまま車を、月極駐車場でよく見かけます。どうぞこの便利な制度をご活用ください。弊所では事前のご予約があれば、土日祝日の出張封印にも対応いたします。(料金加算あり)

尚、すべての行政書士が出張封印に対応しているわけではありませんので、よくご確認の上ご利用ください。

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